支付領域の構図はまもなく再編されようとしている。今回の主役は新興のDeFiプロトコルではなく、世界的な決済大手のPayPalだ。



最新のデータによると、PayPalはコンプライアンスを満たすユーザーに対して年利4%の安定コインプランを提供する予定だ。全体のステーブルコインエコシステムの中で見ると、PYUSDのTVLはEthenaに次いでいる(Ethenaは6.455B、PYUSDは3.854B)が、この差は縮まりつつある。重要なのは——リスクなしで年利4%という数字自体が非常に驚異的だということだ。これは従来の金融や暗号資産の価格形成ロジックを打ち破り、PayPalプラットフォーム上のUを希少資産に変える可能性がある。

次に決済コストの側面を見ると、PayPalの手数料はわずか0.99%であり、従来のクレジットカードの1.5%-3.5%の為替手数料よりも大幅に低い。即時決済のメリットと相まって、国境を越えた決済の遅延や為替損失の問題は完全に解消される。

なぜPayPalの参入がこれほど重要なのか?市場データを見れば一目瞭然だ。オンライン決済市場において、PayPalは約45%のシェア(Statista 2025年1月)を占めており、Stripeの17%、Shopify Paymentsの15%を大きく上回る。世界の決済技術の利用シェアを見ると、Visaが19%でリードし、PayPalがそれに続き15%、Mastercardが11%、StripeとApple Payが各6%となっている。

PayPalは商戶にとって決済の標準的な入口となっており、そのポジションは、どんな製品も数百万人のユーザーに直接届ける能力を持つことを意味している。これがこの一歩が非常に重要な理由だ。
ENA-2.14%
原文表示
このページには第三者のコンテンツが含まれている場合があり、情報提供のみを目的としております(表明・保証をするものではありません)。Gateによる見解の支持や、金融・専門的な助言とみなされるべきものではありません。詳細については免責事項をご覧ください。
  • 報酬
  • コメント
  • リポスト
  • 共有
コメント
0/400
コメントなし
  • ピン