Custodia Bankは、連邦マスターアカウントの拒否後、完全な控訴裁判所の審査を求める

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ワイオミング州を拠点とする暗号資産(crypto)銀行のクストディア・バンク(Custodia Bank)は、審理を全体法廷(en banc)で行うための再審請求(petition for rehearing en banc)を提出し、米国の連邦控訴裁判所(第10巡回区控訴裁判所/U.S. Court of Appeals for the Tenth Circuit)全裁に対し、クストディアのマスター口座(master account)へのアクセスを拒否した先の判断を見直すよう求めた。同判断では、クストディアへのアクセス拒否を支持する側に連邦準備制度(Federal Reserve)が付いていた。

2025年12月15日に提出されたこの書面は、10月に下された判断を出した当初の3人の裁判官による合議体ではなく、第10巡回区控訴裁判所の全ての現職判事によってこの事件を審査することを求めている。

10月の判断への挑戦

クストディアの再審請求は、控訴合議体が、銀行が「適格な(eligible)銀行には連邦準備制度のマスター口座を受ける権利を与える」としている、マネタリー・コントロール法(Monetary Control Act)を誤って解釈したと主張している。提出書面によれば、合議体の解釈は、連邦準備制度の裁量を不適切に拡大したうえ、同法の当初の意図と矛盾している。

また、銀行はこの判断が州の銀行当局の権限を損なうと主張している。とりわけ、ワイオミング州がクストディアを特別目的預託機関(special-purpose depository institution)として認可したことに関連している。クストディアは、連邦の規制当局が州認可の銀行の適格性を覆すことを認めることは、重大な法的かつ憲法上の問題を提起すると考えている。

憲法上および連邦主義の懸念

再審請求の中でクストディアは、この決定が権力分立(separation of powers)や連邦による過剰な介入(federal overreach)に関する問いを含め、重大な憲法上の懸念を提起していると主張している。銀行によれば、連邦準備制度が下した拒否は、議会が適格な機関に対して連邦準備制度のサービスへのアクセスを確保することを意図した枠組みを設けているにもかかわらず、州が発行した銀行認可を事実上無効化している。

クストディアが全体法廷での再審を求めることで、この事件を、自社の運営だけでなく、連邦の規制当局と州の銀行制度(state banking regimes)の間の力の均衡にとってのものとして、幅広い全国的影響を持つものだと位置づけていることを示している。

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全体法廷審理(en banc review)が意味するもの

全体法廷での再審(rehearing en banc)は比較的まれであり、通常は例外的に重要な事件、または裁判所の判断が先例と矛盾する可能性がある場合に限って行われる。仮に認められれば、第10巡回区控訴裁判所の全体で、この争いの核心にある法律上の論点を再検討し、先の判断を覆したり、あるいは是認したりする可能性がある。

裁判所がこの求めを退けた場合、クストディアの残された選択肢は、米国最高裁判所(U.S. Supreme Court)への上訴(appeal)となる可能性が高い。

暗号資産の銀行業務への影響

この事件の結論は、連邦準備制度の決済レール(payment rails)への直接アクセスを求める、暗号資産に焦点を当てた銀行や特別目的機関(special-purpose institutions)にとって、広範な影響を及ぼす可能性がある。マスター口座へのアクセスは、米国の金融システムの中で大規模に事業を行うために不可欠だと広く見なされている。

現時点では、クストディアの再審請求は法的な争いを存続させ、暗号資産の規制、銀行法、そして連邦の権限が交わる場所にある、注目され続けている案件を延長している。

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